ひとつのアクシデントによって、選手達の運命は天と地とに分かれた。
山岳ステージの幕開けとチームYWPD
ツール・ド・プランス第13ステージ。3週間のレースは、最初の本格的な山岳区間に突入した。注目はやはり日本初のプロチームである「YWPD(ワイダブリューピーディー)」。昨年も大会を引っかき回した東堂尽八・巻島裕介に加え、大学チャンピオン・小野田坂道、二代目山神・真波山岳、ロードの怪人・御堂筋翔が加入し、完全な山岳仕様のチームとなった。
最初に飛びだしたのは御堂筋だ。U-23の日本TTレコード保持者に恥じない独走力とそのトリッキーな動きで御堂筋が逃げ集団を翻弄し、チームSPYの山岳アシスト、ジュリアン・スコットを追い落とす。…
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編集長兼サイト制作者。某箱根の山神の走りに惚れ込み、高校生たちのレースを追いかけている内に、気がつけばこんなところまで来てしまいました。選手たちの勇姿は勿論、自転車に関わるさまざまな人々の魅力を多方面からお伝えして行ければと思います。
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